10年ほど前から、風俗を取り巻く環境は刻々変化してきているのを間の当たりにした諸兄も多いかもしれません。変化というよりは、年々規制が厳しくなりつつあるといった感じですが。しかしながら、そうした性的な表現やサービスの規制をしていて、果たしてそれが本当に有効に働くといえるのでしょうか。いたちごっこという言葉もあるように、規制の抜け目を見つけて、営業を続けようとするよう違法風俗業者が後をたたないのが現状としてあるわけで。
たとえば、ロリータ系の裏風俗などは、1999年に施行された「児童ポルノ・児童買春禁止法」を境に、大きく変化を遂げました。
99年以前にも、10代の女の子が相手してくれる裏風俗があったようですが、そうした「ロリホテトル」は、極めてマイナーで、特殊なものでした。目白デリヘルNEWFACEのような表風俗サイトには広告を出せなかったため、三行広告やピンクチラシのなかから、ようやく探し出す・・・・そんな感じの存在だったのです。
価格は、同時期の都内の一般的なホテトルが、1時間から80分でせいぜい2万円程度だったので、かなりの高額ということになる。
その業者の数も、三行広告など載っているものとしては、2~3程度だった。全体からすれば、極めて少ないという印象でした。
ところが、99年の「児ポ法」施行以後になると、この手の「ロリホテトル」は急増する。以前は探すのも苦労するほどのロリータ系ホテトルが、いつしか三行広告のいたる所で目にするまでになっていたのです。ひと頃、「プチ~」というコピーが多かったため、「プチ系」などとも呼ばれていたが、実際にはもっと多様な表現でほのめかされていました。この方法は、客の興味を惹くことと、摘発を免れるための業者側の防衛手段という意味でも一石二鳥の手法だったようです。具体的な例としては、「妹」「放課後」「制服」「つぼみ」「○○生」「思春期」「部活」などといった、10代を連想させるようなフレーズが多用されていたとか。業者の数も、三行広告に載っているだけでも、10や20ほどあったことを記憶しています。調べた範囲でも、料金や電話の相手などは、それぞれみんなが違っていました。最も裏風俗では、電話番号や広告が違っても、電話してみると同じ業者ということが少なくないので、実はそれほど多くなかったのかもしれません。
料金的にも、高くても「1時間2万8000円」といった程度で、安いケースだと「80分1万8000円」などといった、普通のホテトルやデリヘルと変わらないような業者まで登場しました。
こうして、増えたロリータ系ホテトルも、今度はデリバリー系風俗の規制が強化されることに伴って、表面的には見かけなくなりました。しかし、依然どこかで形を変えて、ひっそりと営業していることも考えられます。
「児童ポルノ・児童買春禁止法」によって規制されたのに、「ロリ系風俗」が増えたように、 「違法である」とされたとたんに、こうした業者が激増したという状況を、どのように考えればいいのでしょうか。
人間、「禁止」されるものほど、気になってしまう・・・・そんな性のせいだとも言えるかもしれませんね。